平成26年度森林づくり基金事業の実施状況について

協会では、企業等からいただいた寄付金を活用して、森林の保全・整備等を行う森林づくり基金事業を実施しています。
平成26年度は下記のとおり京都府内で森林保全活動等を実施しましたので、ご報告します。

企業等からの寄附の状況(平成26年度)

(単位:円)

前年度からの寄付受入額 26年度寄附額 26年度事業費 27年度へ繰越額
7,572,285 4,005,000 3,134,963 8,442,322

※寄附金の残額は平成27年度に繰り越して活用させていただきます。

森林づくり基金事業の実施状況

(1)森林整備事業

スチールの森京都(府民の森ひよし)内に設定した「Club J-WESTの森」において、年間2.1 トン余りのCO2 吸収量に換算される約0.3ha の森林整備(間伐)を実施しました。間伐材はベンチ等に使用しました。

間伐実施面積0.3ha、間伐本数23本、CO2吸収量 2.16t-CO2/年

(森林の概況)

  • 標準地1:スギ45年生、平均胸高直径35cm、ha当たり生立本数:700本
  • 標準地2:ヒノキ45年生、平均胸高直径26cm、ha当たり生立本数900本
施業前 施業後
実施前 実施後

(2)森林整備体験事業

5月24日(土)、10月18日(土)に実施した「森づくりイベント」において、「森づくり活動」として森林整備体験事業を実施しました。専門家の指導のもと、Club J-WESTメンバーや一般参加者の皆さんにご参加いただき、広葉樹を抜き切りし、残った木々の生長を促すことでCO2削減を図りました。

間伐実施面積0.15ha CO2吸収量 0.75t-CO2/年

(森林の概況)

  • 雑木林、ソヨゴ平均林齢15年生、同区域内生立本数約300本
    森林整備体験の様子

(3)普及啓発事業

「Club J-WESTの森」森づくりイベント

「Club J-WESTの森」をメイン会場に、春と秋の2回、『Club J-WESTの森』森づくり活動や森林の整備を行いました。

○第2回森づくりイベント

  • 日時:平成26年5月24日(土)
  • 参加者:約100名
  • 内容:森林整備体験、自然観察会、木工教室、ツリークライミングなどで森林に親しんでいただきました。森林整備体験では、前述の広葉樹の抜き切りのほか、前年秋に植樹した桜の苗木への施肥なども行いました。
    第2回森づくりイベントの様子

○第3回森づくりイベント

  • 日時:平成26年10月18日(土)
  • 参加者:約200名
  • 内容:森林整備体験、自然観察会、木工教室、ツリークライミングなどで森に親しみ、森や木を使った暮らしの大切さを体験いただいたほか、再生可能エネルギーとして木材を見直していただくべく、新たに薪割体験、ロケットストーブ製作実演などを実施しました。
    第3回森づくりイベントの様子

第2回京都緑のこどもサミット

子どもたちの森林への理解や自然を大切にする心を育むため、「京都緑のこどもサミット」を平成25年度に引き続き開催しました。森林を守り育てる普段の活動の発表や、森林の中での自然観察などを通じ、交流を深め、今後の活動の充実に向け、地域を超えて交流を深めていただきました。

  • 日時:平成26年7月30日(水)〜31日(木)
  • 場所:京都府立るり渓少年自然の家
  • 参加者:府内緑の少年団、北海道下川町の子ども達等約150名
  • 内容:緑の少年団による活動発表、野外活動や自然観察など
    第2回子どもサミットの様子

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