平成29年3月26日(日)、京都市右京区の三井物産清滝山林内において、十周年記念講座「京都の文化と森の関係について学ぼう!京都・森の教室(春休み版) 」を開催しました。
当日は、心配されたお天気もなんとか持ち、少し肌寒い中でしたが小学2年生~6年生までのお子さんと保護者、また協会会員の皆さんなどにご参加いただきました。
冒頭は鞍馬火祭保存会や五山送り火連合会会の方に、京都の伝統文化と森の関係についてお話を聞き、また実際に京都の森の整備をされている京都森林整備隊の方に鹿害の様子や対策についてもお話を伺いました。
その後、京都森林インストラクター会の皆さんの案内で、春の気配の感じられる森林を自然観察しながら散策。持ち帰ってきた松ぼっくりや小枝などの素材でそれぞれオリジナルの作品づくりを楽しまれました。
参加された皆さんからは「なかなかできない体験ができた」「クラフトづくりが楽しかった」といったご感想をいただきました。今回の行事を通じて、周りの皆さんにも京都の伝統文化を支える森の役割について実感いただき、周囲の方々にも伝えていっていただければと思います。