令和元年5月11日(土)、京都市左京区の大文字山山麓の森で、キョーラク百年の森基金事業「こども森づくり・体験学習交流会」を行いました。当日は、お子さんやその保護者の方の参加を合わせて参加者36名の方にご参加いただきました。
広場につき、まずは「どうして森の手入れが必要なのだろう」というテーマでのお話。参加者も森に暮らす生きものたちのことや人の暮らしのこと、いろいろ考えながら、自分の考えをワークシートに書き込んでいました。その後は実際に森の手入れの体験として、「ひこばえ伐り」を班ごとに分かれて作業。最初は恐る恐るだった手つきも、次第になれてきて、お友だちと協力してどんどん作業が進んでいました。
昼食のあとは、いろんな種類の木の固さや匂い、重さなどを確認しながら、丸太切り。「この木は固い!切りにくい!」「いい匂いがする!」と樹種による違いを体感しながら、ノコギリで木を切る大変さも体験しました。その後は木のペンダントづくりをし、最後に葉っぱカードに感想を書いてもらい、終了しました。皆さんからは、「木を切るのは大変だったけど、切り口は良い匂いがした」「森を豊かにするのには手入れが大切だとわかった」といった感想をいただきました。
参加者の皆さんからいただいた感想(一部)
この事業は、京都で創業したキョーラク株式会社により、創立100周年を記念して当協会あてご寄付いただいた「キョーラク百年の森基金」により実施しています。