令和2年12月6日(土曜日)、国際ソロプチミスト京都「子ども森づくり・体験学習会」を開催し、小学生13人を含む計27名の皆さんにご参加いただきました。
当日は、京都市北区の左大文字の火床付近で、左大文字保存会の岡本会長から、保存会の皆さんがどのようにして送り火を守り引き継いできたか、また薪として利用していたアカマツが近年近隣の森では得られなくなっていること、などのお話を伺いました。
続いては、森林インストラクターの皆さんと一緒に、普段目にはしているもののなかなか足を踏み入れることのない森にどんな木が生えているのか、手入れをしている森やしていない森の違いなどの話を聞きながら山を歩きました。
最後に、現地で森林整備の活動をされているひとともりデザイン研究所の増永さんから、アカマツを元気にするためにどんな森の手入れをされているか、などのお話を聞き、京都の森でとったフジヅルのリースや京都の木を使った「参加証」をお渡しし、終了となりました。
参加者の皆さんからは、「普段は聞くことのできないお話を、実際に森にかかわっている方から直接聞くことができて良かった。」「普段遠くから見ているだけの森の中がどんな木が生えているか、気にしたことがなかったが、詳しく教えてもらえて良かった」といったご感想をいただきました。
協会では、今後も、京都の文化を支えてきた森について、皆さんに親しんでいただく行事を開催して参ります。
この事業は「国際ソロプチミスト京都」からの支援により実施しました。