新年あけましておめでとうございます。
皆さまには、令和5年の新春を、晴れやかにお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
皆さまと共に進めてまいりました京都モデルフォレスト運動は、ご参画いただいている企業・団体の皆さまをはじめ、府内各地で活動されている地域活動組織やボランティア団体など幅広い府民の皆さまのご理解、ご協力のお蔭で着実に運動のすそ野が広がっております。
これまでの京都モデルフォレスト運動の歩みを支えていただきました皆さまに感謝申し上げますとともに、より一層皆さまから親しまれ大切にされる運動となるよう努めてまいります。
さて、新型コロナウイルスの発生から3年近くが経ちますが、いったん落ち着いたかに見えたのもつかの間、変異株が再び世界を混乱に陥れており、企業活動から日々の生活まで様々な影響を受け続けています。
皆さまにおかれましても、マスクの着用や三密を避けるなど、一人ひとりが感染予防対策に努力され、そして国や自治体を挙げてのワクチン接種の推進等感染拡大防止にご尽力されてこられましたこと、心から感謝を申し上げます。
そうした中、人々の余暇を過ごす行動も変化し、人込みを避けて自然の中で時間を過ごすなど、自然志向が高まっており、キャンプや焚火がブームになっております。
こうした自然志向により、森林への関心が高まり、その大切さがより一層見直されることを期待しております。
いまだ厳しい状況が続いておりますが、これからより一層、身近な自然環境や人とのつながりを大切にして、地球の環境や世界の人々の暮らしにまで思いを巡らし、誰一人取り残されることのない世界となるよう、一人ひとりの小さな一歩をつなげていかねばならないと思いを強くしております。
京都モデルフォレスト協会では、今年も、森林を守り育てる息の長い取組に光をあて、さらに多くの皆さんと共に、一歩一歩着実に活動を推し進め、森林を通して人と人がつながり、森林を大切にする心の輪を拡げてまいりたいと思います。
この一年の、皆さまのご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和5年元旦
公益社団法人京都モデルフォレスト協会
理事長 安藤 孝夫