令和5年12月2日(土)、京都市左京区の大文字山山麓の森で、キョーラク百年の森基金事業「こども森づくり・体験学習交流会」を行いました。当日は、お子さんやその保護者の方の参加を合わせて参加者28名の方にご参加いただきました。
森林に入るとまずは、「山を歩いて森の成り立ちを感じよう」として、皆でクイズを解きながら森林を観察して歩きました。冬の森でも、落ちている実や葉っぱ、木の樹皮や硬さ、枝の形など、いろいろなことに気づくことができました。
昼食のあとは、マツの生態についてお話を聞いたあと、「ひこばえ切りなどにチャレンジ」として、マツの育つ明るい里山になるよう森の手入れについてお話を聞いて、実際に作業を体験しました。
最後は、「自然の素材でまんげきょうを作ろう」と題し、木の実や葉っぱなどを入れた万華鏡を思い思いにデコレーションし、最後にできた作品を見せ合いました。同じものの1つとしてない作品に歓声も聞かれ、自然の彩りを楽しみました。
最後に記念品をお渡しし、法然院森のセンター前で閉会式をしました。
寒い中でしたが皆さん最後まで元気にご参加いただき、森に親しんでいただく一日となりました。
この事業は、京都で創業したキョーラク株式会社により、創立100周年を記念して当協会あてご寄付いただいた「キョーラク百年の森基金」により実施しています。