((公社)国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド事業」)
10月4日(土)に京都市北区の衣笠山にて森林体験教室「森で遊ぼう、森で学ぼう 〜衣笠山〜」を開催しました。お子さんと保護者の方々など22名にご参加いただきました。
前日は雨でしたが、当日は何とか天気が持ち直し、時々晴れ間の見える空の下、京都森林インストラクター会の皆さんの案内で秋の衣笠山を満喫しました。
ナラ枯れやシカが下草を食べた跡、昔の地層(チャート)、リスが松ぼっくりの種子を食べた跡(エビフライ)、しいたけのほだ木、ヒノキの植林地などを見て回りました。ナツハゼの実の味見など、普段はできない体験も。特に人気があったのは、お正月に鏡餅の上に飾るウラジロ飛ばしでした。何度もチャレンジされるお子さんとお父さんの姿もありました。
京都森林インストラクター会の皆さんは、きのこは弱った木や枯れ木などに発生して栄養豊かな土に戻してくれる、鳥やリスは自分では動けない植物に代わって種を遠くに運んでくれるなど、森の生物たちの繋がりについても分かりやすく説明してくださいました。
参加者の皆さんからは、「楽しかった」、「初めて知ったことがたくさんあった」等の感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。