7月19日、南丹市の府民の森ひよしに親子66人が集い、ツリークライミングや自然観察、竹かご作りを行いました。
はじめに、ツリークライミングジャパン創設者のジョン・ギャスライトさんから、ジョンさんが樹を好きになるきっかけとなった子ども時代のお話や世界一大きな樹に登ったお話、ムササビと友達になったお話など、楽しい話を聞きました。
それから3グループに分かれ、ツリークライミングジャパンの皆さん、京都森林インストラクター会の皆さんにより3つの体験プログラムを行いました。
ツリークライミングでは、子どもたちは、登り方の説明を受けた後、自分でどんどん高く登っていきます。
足の力で登っていくので、スイスイと登ります。しばらくして下を見ると「うわぁ高い!」15mくらい登った子もいましたよ。
木と木の間にあるハンモックのようなツリーボートに乗った子どもはさらに大感激!「オーイ!」と下に手を振ります。
自然観察では、散策道を木などの説明を聞きながら歩きました。「へぇ」「ふーん」という声が聞こえました。夏休みの自由研究に少しはいかせそうかな。竹かご作りでは、細い竹を上手に編んでかごにします。「できたー!あれ?ちょっと違う?」。皆さん特製の竹かごができましたよ。竹かごにはひよし窯で焼いた炭を入れて、色つきの葉っぱで飾ってお部屋に置きましょう。
お昼はスタッフも混じって、みんなでバーベキュー。総勢85名でお肉をジュウジュウ焼いて食べました。南丹市郷土資料館のおくどさんで炊いた御飯のおにぎりや同館で朝採れた野菜をいただいて、みんな大満足でした。
最後に、ジョンさんから子どもたちに「ツリークライミング成功証明書」が手渡されました。
ジョンさんは「木を大切にしてくれる新しいツリーフレンドが増えたね。今日みんなは高い木に登れたよ。少し不安だった人もいたんじゃない。でもがんばって登ったね。どんなことでも同じ。がんばったらできるんだよ。それを忘れないで。」と子どもたちの未来を応援してくれました。
天気予報では昼過ぎから雨。「最後まで降らないで」というみんなの願いがかなって、最後の記念写真を撮り終えた直後に雨が降ってきました。それから夜にかけて大変な大雨になったので、本当にみんなが無事終えるのを待っていてくれたのかもしれません。
関連リンク
ふみんの森ひよし森の学校の様子がフォトギャラリーに載ってるよ!
ツリークライミングジャパン