リポーター活動では、以森伝心リポーター同士の情報共有やリポートする活動の選定を行うために、不定期にミーティングを行っています。モデルフォレスト運動やリポーター活動について話し合い、モデルフォレスト運動を推進して行くための方策などを気軽に語り合っています。
第1回ミーティング
6月2日に、リポーターのキックオフミーティングを開きました。今回リポーターに参加した5名の動機はそれぞれ。クイズや自己紹介を終えて徐々に打ち解けていくと、おもしろいアイディアがたくさん飛び出しました。
初めに、京都の森に対して気になっていることを話し合うと、「森が荒れていること」という意見が最も多く出ました。また、森が使われないことや、その現状を知らない人が多いことを問題視する声も挙がりました。次に、それらを解決するためのアイデアを出し合うと、「まずは多くの人に森を知ってもらうことが大切」という声が。また、「木の家に住み森に関心を持った」「林の中を散歩して血圧が下がった」など、リポーター自身の体験も踏まえて森の良さが見直されました。
話し合いを通してレリポーターたちは、ますます京都の森や、森で活動している人たちへの関心が高まったようです。彼らのレポートに期待ください!
第2回ミーティング
11月14日に第2回リポーターズミーティングを開きました。今回はリポーターが、「ボランティア」や「企業」など森づくりを行う立場になって、様々な角度から改めて森づくりについて話し合いました。
リポーターからは、森づくりに参加する「ボランティア」にとっては森づくりは生きがい、「国」にとっては森は資源、「地域住民」にとっては森は身近な生活の場、「都市住民」にとっては森はレクリエーションの場なのではないかと、それぞれの立場にとっての森は何かについて色々な意見が出ました。
その後、各主体が互いにどのようなことを望んでいるのかを考え、よりよい森づくりの方法について意見を出し合いました。森づくり活動に期待されることや、関わる人の背景は様々であり、互いの立場に立った上で活動をしていくことの重要性が再認識されました。
第3回ミーティング
2月24日に第3回リポーターズミーティングを開きました。今回は、モデルフォレスト協会の活動をよりよいものにしていくために、リポーターが現在の協会の分析を行い、また各自が協会の事務局長になったと仮定して、事業内容を計画しました。
事業の計画では、「コンペを開き、地域に根ざした活動を評価する」「森づくり活動に参加した人の就職を有利にする」「他の環境に関する規格やポイント制度と連携させる」等のアイデアが生まれました。また、森づくりに参加した企業では、「社内での会話の内容に広がりが出た」「環境問題への関心が高まった」等の社員の変化があり、それこそが成果なのではという意見も出ました。
協会の今後の目指すべき方向性としては、「市民が気軽に自然に触れる機会をつくる」「参加者に意義を理解してもらい、次の活動へ発展させる」「林業や農業に参加できる社会をつくる」等、モデルフォレスト運動の推進に向けて積極的な意見がでました。ミーティングの終了後には場所を変えて懇親会が行われ、時間の許す限り、熱い議論が続きました。