公益社団法人京都モデルフォレスト協会十周年記念連続講座
平成28年8月6日(土曜日)、京都市右京区京北の「合併記念の森」で、「森の先生と森の手入れを体験しよう!京都・森の教室(夏休み版)」を開催しました。
当日は、一般公募による親子連れが21名、指導者として京都林・材・建青年会議所及び京都府森林技術センターに協力をいただきました。
午前中の間伐体験では、20〜30年生のスギを伐採して玉切りし、運びだしました。木を伐るのが初めて、と初めは不安そうだった子どもも、指導者と一緒にノコギリを使っているうちに夢中になった様子。伐った木が倒されると大人からも子どもからも歓声があがりました。また、指導者の使うチェーンソーには大人も興味深々。子どもたちも「カッコいい!」と見つめていました。
午後からは木工体験で、自分たちが伐採したスギと、ヒノキの板を使ったイスづくりをしました。まずは特製の「ヘラ」を使ってスギの皮むき。うまくむけると気持ちいい!と声があがっていました。綺麗になった丸太を使って次はどんな椅子を作ろうか考えます。子どもたちのデザインは、背もたれや肱置き、小物入れをつけたりと創意工夫がいっぱい。指導者に手伝ってもらい、それぞれ素敵な作品が完成しました。
参加者からは「木を切って年齢がわかるのがおもしろかった」「普段経験する機会のない体験ができた」「木が倒れるときの迫力を初めて体験できた」などの感想をいただきました。