当協会では、森林づくり活動によるSDGs(Sustainable Development Goals) )の達成に向け、地球温暖化 の防止や生物多様性の保全など様々な公益的機能を担い、また京都の豊かな文化を支えてきた森林を、個人や企業、ボランティア団体などに幅広く参画いただきながら次世代に引き継ぐ取り組みを行っています。
適正に管理された森林は、樹木が光合成によって二酸化炭素を吸収します。当協会では、企業や森林ボランティア団体等が行う森林整備に伴う森林のCO2吸収量を、京都府知事の指定機関として認証するとともに、様々な森林づくりを支援し森林のCO2吸収につながる取り組みを推進しています。
|
|
国の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」では「生物多様性、森林、海洋等の環境の保全」は、8つの優先課題と具体的な施策の一つです。国土の67%を占める「森林」は、生物多様性の宝庫、聖堂と呼ばれています。当協会の推進する「企業参加の森林づくり」では、43の企業・団体等が参画して約3,000haの森林で整備が進められており、生物多様性の保全に協働で通り組んでいます。
|
|
日本ではかつて里山は薪や炭などの貴重なエネルギーの供給源でした。企業や団体などの活動による間伐材などを活用した薪づくりなどを通して、森林資源の循環の一つとして、再生可能エネルギーの利用促進に取組んでいます。
|
|
豊かな京都の森林を守る「次代の担い手」である子どもたちに、森林に親しみ、学んでいただくため、府内の幼稚園・保育園・小中学校を対象とする森林環境教育に関する出前授業などを行っています。また、企業からのご寄附により「子ども森林づくり・体験教室」等を実施しています。
|
|
当協会では、43の企業・団体、91の地域活動組織、ボランティア等や府民の参画により年間20,000人を超える参加者のパートナーシップにより、森林づくりや体験学習等を推進しています。また、カナダに本部を置く「国際モデルフォレストネットワーク」に我が国で唯一加盟し、世界31ケ国61地域の活動と連携した国際的な森林保全を進めています。
|
お知らせ
- オンラインセミナー「企業参加の森林づくりと生物多様性保全を考える」(2024年12月02日)
- 企業担当者のための森林保全活動体験ワークショップ2019 を実施しました(2019年12月06日)
- [受付終了]企業担当者のための森林保全活動体験ワークショップ2019(2019年09月13日)
- SDGs公開ワークショップ「企業が取り組む初めての生物多様性を考える in森林」を開催しました:南丹市美山町中勘定(公益財団法人日新電機グループ社会貢献基金)(2018年10月25日)
- 公開セミナー「SDGs時代のCSRと森林」を開催しました(2018年09月20日)